rin art association

2017.1.21(Sat.) - 2.8(Wed)

19872017

Mari Katayama

photo:Takeo Yamada

片山真理 「19872017」

 

群馬県太田市で育った片山真理は、高校在学中の「群馬青年ビエンナーレ’05」入賞をきっかけに作家活動を始めます。2012年東京藝術大学大学院を修了すると、同年の「アートアワードトーキョー丸の内2012」でグランプリを受賞、翌年の「あいちトリエンナーレ2013」では映像も使った大規模なインスタレーションを発表し、大きな注目を集めます。片山は、先天性の四肢疾患により9歳の時に両足を切断して以後義足で生活しており、装飾を施した義足を装着したセルフポートレートや、自身の身体をかたどった立体作品などにより、自らの身体・精神と世界との関係を作品化し続けています。2016年には「六本木クロッシング2016」(森美術館)への出品をはじめ各地で作品発表が続き、今や日本を代表する若手アーティストの一人となっています。今展ではタイトルの通り1987年生まれの片山真理の現在(2017年)に至るまでの歩みを、代表的な作品によりたどります。

 

片山真理(かたやま・まり)

 

1987年埼玉県生まれ。

群馬県太田市で育つ。太田市立商業高校在学中の2005年、「群馬青年ビエンナーレ’05」(群馬県立近代美術館)で奨励賞受賞。2010年群馬県立女子大学美学美術史学科卒業。同年、「identity, body it. ―curated by Takashi Azumaya―」(nca、東京)に出品。2012年東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻修了。同年「アートアワードトーキョー丸の内2012」でグランプリ受賞。2013年「あいちトリエンナーレ2013」出品。2014-2015年、アーツ前橋の「地域アートプロジェクト」により前橋にて滞在制作。同時期に初個展「you’re mine」(TRAUMARIS│SPACE、東京)開催。2016年は「六本木クロッシング2016」(森美術館、東京)、個展「shadow puppet」(3331アーツ千代田、東京)、anseen photo fair(アムステルダム)、 「瀬戸内国際芸術祭2016」参加企画「アーティスト in 六区2016 vol.3 片山真理 bystander」(宮浦ギャラリー六区、直島)、アートプロジェクトおかやま「片山真理展 セルフポートレートとオブジェ」(ルネスホール、岡山)と各地で作品を発表。ほかにも歌手、モデルとして、また執筆、講演など、多方面で活躍している。太田市在住。

 

作家ホームページ:http://shell-kashime.com/

 

展覧会名:    片山真理 「19872017」  Mari Katayama 19872017

会期:   2017年1月21日(土)~2月8日(水) 10:00~19:00

休廊日:          会期中無休

会場:     ガトーフェスタ ハラダ本社ギャラリー

観覧料:  入場無料

主催:   ガトーフェスタ ハラダ

協力:   rin art association

 

 

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