rin art association

The Scene (Berlin)

滝沢 広 / Hiroshi Takizawa

2020 年11月にrin art association にて 催された個展「The Scene (Berlin) 」の内容を収録。

鏡に映った像と の表面をハンドスキャナーでスキャンして得た像の組み合わせで構成された「The Scene(Berlin) 」シリーズと、以前よりモチーフとしてきたコンクリートとコピー用紙にプリントした像の対比で像の関係性を提示した「Mood of the Statue 塑像の気配」、マン・レイへのオマージュとなる自身初となる映像作品「Tears」から構成された本展示をユニークな製本方法で仕上げております。

論考は美術評論家の中尾拓哉氏による「境界の位置に眼を向ける」。滝沢の作品群を「境界線  Border 」というキーワードをもとに段階的に考察する内容です。