この度、rin art association では岡本健彦個展「1964-2005」を開催致します。
本展では 1964 年から 2005 年までのハード・エッジ絵画群に焦点を当て展示いたします。
1963 年にニューヨークへの渡米直後にワイヤーを絵画空間へ持ち込むことに成功し、「シェイプト・カンヴァス の姿が現れたときの感慨は忘れがたいものであった」と語っている岡本。帰国後は精力的に絵画メカニズムの限界 への挑戦、見直しを続け、1992 年に群馬県の現吉井町にスタジオを移してからは、日本的に大和絵の空間作りの 見直しを 2016 年に故人となるまで進めておりました。晩年の未発表作も御高覧いただけます貴重な機会となりま すので、御来廊のほどよろしくお願い申し上げます。