この度、rin art association では、滝沢 広「The Scene(Berlin)」を開催いたします。
ベルリンの地下鉄の鏡に映った像に焦点を合わせて撮影された写真と同じ鏡の表面をハンドスキャナーでスキャンして得た像の組み合わせで構成された「The Scene(Berlin)」シリーズと、以前よりモチーフとしてきたコンクリートを素材にし、コピー用紙に定着した像とコンクリートの模様の像の関係性を提示した「Mood of the Statue 塑像の気配」シリーズ、マン・レイのオマージュとして制作された自身初の映像作品「Tears」によって構成される本展。
実体と実像、素材とイメージの境界線を捉え直す滝沢広の最新作を是非ご高覧下さい。