photo:木暮伸也
白川昌生
1948年福岡県生まれ
群馬県拠点
1970年代にフランスおよびドイツで哲学と美術を学び、1983年に帰国。以来、群馬を拠点に、地方性、周縁性、マイナー性をあえて徹底的に引き受けながら、支配的な現代美術の動向や言説、中央の論理とは別の、地域の歴史・文化・経済と直結する活動、例えば「場所・群馬」を実践。今日の多文化主義的な、社会的参与を重視する芸術動向を先取する。また現代美術史に関する研究・著作も多く、優勢な歴史観や規範に対する批判・再検討を絶えず展開している。一方、個別の作品は、日常的な素材を多く用いつつも、かたちと色の構成配置において軽やかかつ精確。彫刻の魅力や可能性を開き、問い続ける優れた実作者である。
Artist Statement…
今の時代のなかでつくれる彫刻を作りたいと、おもっていた。彫刻は古いメデイアであるが、絵画と同じく長く続いている活動への呼び名でもある。その時代にはその時代の彫刻が生まれて来るのだと思う。物質化される感覚、記憶、概念が彫刻なるものになるのだ。
白川昌生
会期 :平成28 年10月8 日(土)- 10月20日(木)
AM10:00 ~ PM7:00
会期中:無休
会場 :ガトーフェスタ ハラダ本社ギャラリー
群馬県高崎市新町1207 (JR 新町駅徒歩15 分)
Tel:0274-40-3622
観覧料 :無料
主催: ガトーフェスタ ハラダ本社
協力: rin art association