rin art association

三家 俊彦Toshihiko Mitsuya

profile

三家の現在のアルミホイルの彫刻シリーズは、台所用アルミホイルで作られた300 体の彫刻を並べたインスタレーション‟The indignant“から始まった。幼少期からこの小さい彫刻を遊びの中で作っており、このインスタレーションは言わば、幼少期の記憶ストレージの中からの再構成と言える。このインスタレーション作品を発表後、ベルリンに活動拠点を移し、建築家とのコラボレーション等を通し、素材や構築に対しての試行錯誤を繰り返し、幅の広い少し厚みのあるアルミホイルを用いたヒューマンサイズの騎馬像や立像 ‟Anonymous relatives“シリーズを始める。

 

高度情報化社会の中、混ざり合い、時には捻じれて変化していくイメージの断片を、アルミホイルという非常に軽く薄く、光を鏡の様に反射するため重量を感じさせない特殊なマテリアルで、ディティールとして表現し、その集合体で一つの彫刻を創り上げている。また、鏡面のステンレスの板に、数種類のプレートを使い分けてグラインダーで傷を付け、光の反射のみで風景や自然物を描いた平面作品にも取り組んでいる。

 

http://www.toshihikomitsuya.com/index.html

Education

1979
大阪生まれ
2004
成安造形大学造形美術科彫刻クラス卒業

Solo Exhibitions

2022
「When you hear the sound of feathers」rin art association(群馬)
2017
Toshihiko Mitsuya 「Leaking Light」西武渋谷店B館8Fオルタナティブスペース(東京)
2016
「Far from static」ガトーフェスタ ハラダ(群馬)
2015
「THE ALUMINIUM GARDEN - STRUCTURAL STUDIES OF PLANTS」
コラボレーション JUNE 14 MEYER-GROHBRÜGGE & CHERMAYEFF
STUDIO PICKNICK(ベルリン)
2013
「Structual Studies」(コラボレーション:June-14 Meyer-Grohbrugge&Chermayeff) Krings-Ernst Gallery(ケルン、ドイツ)
2012
「Structural Studies」(コラボレーション:June-14 Meyer-Grohbrugge&Chermayeff)Deutsches Architektu Zentrum DAZ(ドイツ)
2011
「Going up a river」 アンデルセン公園 子供美術館(船橋)
「The indignant(for the altanate reality game)」 Marienburger str.16(ベルリン、ドイツ)
「fluid mountain 」(アーティスト・イン・レジデンス in 倉吉・明倫AIR ) ぼうし工場跡地(倉吉)
2009
「still river」 Kodama Gallery(京都)

Group Exhibitions

2022
「Lindau biennale - in situ Paradise -」(リンダウ)
「Er ist’s」Galerie KWADRAT Berlin(ベルリン)
2019
「VOCA展 2019」上野の森美術館(東京)
2016
「White cube jangle」 (Group show)Sexauer Gallery(ベルリン)
アートプロジェクト高崎「THE ECHO」高崎シティギャラリー第一展示室(群馬)
2014
「Drive The Change」 100plus(チューリッヒ、スイス)
「プレイヤーズ 遊びからはじまるアート展 」 アーツ前橋(群馬)
Kunstwerkstätten AM projekt(ベルリン)

2013
「NOW JAPAN; tentoonstelling met 37 hedendaagse Japanse kunstenaars」 クンストハルKAdE(アメルスフォールト、オランダ)
「The Echo -Spreading of Light- 」 Japanisches Kulturinstitut(ケルン)
「Betwixt and Betweens」 TS art project(ベルリン)
2012
「Blooming in the dark 」 Historischer Keller(ベルリン)
「The Echo -Although I am still alive-」 Kunstraum Bethanien(ベルリン)
「point of departure」 Dr.Claudia Delank(ベルリン)
「Rock the Block」 Kanta studio(ベルリン)
2011
「THE WAY THINGS MOVE」 Parkhaus projects(ベルリン) 「LARK/PLUNGE」(web) 「LARK/PLUNGE」 Atelierhof Kreuzberg(ベルリン)
2010
「第13 回岡本太郎現代芸術賞展」 川崎市岡本太郎美術館(川崎)
   「WE ARE THE ISLANDS」 (ベタニアン、ベルリン)
2007
「10 人の眼差し」 ギャラリー揺(京都)
2006
「Art Court Frontier 2006 #4」(推薦者:中ハシ克シゲ) アートコートギャラリー(大阪)
2005
「なぜ私はここにいるのか 北山善夫×三家俊彦」 ギャラリー揺 (京都)
2004
「成安造形大学新鋭選抜展」 京都歴史博物館 (京都)
2003
「7時28分 体温36.9分」 同時代ギャラリー(京都)
「Artist in Residence in SUMISO」 SUMISO(大阪)
   「自主企画 見えない庭 Invisible garden」 寝屋川テナントビル(大阪)
2002
「rainbow」 市民ギャラリー矢田(名古屋)
2001
「Aspect toward present age」(滋賀)
「rainbow 」(名古屋)

Others

2017
渋谷西武全館プロモーション(東京)
2014
ワークショップ「オカイコサマ」 アーツ前橋(前橋)
2012
ワークショップ「Backjumps: Junior Issue 2」 Kunstraum Kreuzberg / Bethanien(ベルリン)
2011
ワークショップ「岡本太郎生誕100 年誕生日記念イベント」 川崎市岡本太郎美術館(川崎)
ワークショップ「個展“Going up a river” 関連イベント」 船橋市アンデルセン公園 子供美術館(船橋)
ワークショップ・倉吉打吹まつり(山車巡行)「アーティスト・イン・レジデンス in 倉吉(明倫AIR)」(倉吉)
2010
ワークショップ「Backjumps, Volume 4.2: Junior Issue」 Kunstraum Kreuzberg / Bethanien(ベルリン)
2008
「荒野の幕間~rideau clandestin~ 自主企画 公演と展覧会」 エビスビルB1(京都)

Awards

2010
「第13 回岡本太郎現代芸術賞展」岡本太郎賞

Selected Collection

  • GATEAU FESTA HARADA, Takasaki